2018/02/26 13:09
ヤーマン!Chappriです。
皆さんは『Rockers(ロッカーズ)』という映画をご存知でしょうか?
こちらのLPジャケでも見覚えがあるかもしれません。
本作品は1972年にジャマイカで製作された、Jimmy Cliff(ジミークリフ)主演の映画『Harder They Come(ハーダー・ゼイ・カム)』と並ぶ1978年作の歴史的名作のジャマイカ映画です。
見所は、何と言ってもゲストの豪華さです。
偉大なReggaeアーティストたちが多数出演しているのでどこに目線を置いておけばいいのか迷うほどです(笑)
これだけ豪華なミュージシャンが出演しているのに誰1人として個性が埋没することなく、各々際立っているのは純粋にすごいです!作中にでてくるスタジオはレゲエのレコードを買っている人にはお馴染みの「Hurry J (ハリー・J)」のスタジオです。
内容自体もジャマイカっぽいノリがとても良い感じで、
個人的ハイライトシーンは、1980年に事故で亡くなったJacob Miller(ジェイコブ・ミラー)のライブシーンです。
感動で震えがきました。
他にも、ミスタークールルーラーの異名をもつ"Gregory Isaacs(グレゴリー・アイザックス)"は、オシャレでカッコよくとても雰囲気がありました。
あらすじを簡単に説明すると、
本作の主人公でドラマーのLeroy "Horsemouth" Wallacez(リロイ”ホースマウス”ウォレス)は妻子と共にキングストンのゲットーに暮らしていました。
生活は貧しく、ミュージシャンの傍らレコードのセールスを始めることに。
わざわざ借金までして買った中古のオートバイはダンスホールの入口に置いておいたら早々に盗まれてしまいます。
ホースマウスは仲間を集めオートバイを取り返そうと行動するもドタバタ劇に発展…というような内容です。
中には日本でも人気の高い"Kiddus I(キダスアイ)"やBurning Spear(バーニングスピア)、Big Youth(ビッグ・ユース)にDillinger(デリンジャー)などなどジャマイカを代表するアーティストが多数出演しています。
当時のジャマイカをリアルに感じることができる作品になっています。
当店でも非常に貴重なVHSを取り扱っていますので、ぜひ興味のある方はこちらからチェックしてみてはいかがでしょうか。