2018/02/26 00:00

ヤーマン! 今回は、ジャマイカの葬儀をテーマにお届けします。


ジャマイカの葬儀「ナインナイト」とは!?

ジャマイカの葬儀は日本の涙ありきの静かなお葬式のイメージからは遠くかけ離れています。 
ジャマイカでは、葬儀のことをナインナイトと呼び、死後9日目に行われます。 

​​ 参列者は、黒・白・紫の喪服を着るという決まりがあり、
集まった人々同士で食事をしたりお酒を飲んだりする点では日本とさほど変わりません。 

しかし、そこで歌やダンスをするというのだから文化の違いを感じずにはいられません。 

このナインナイトは、死者に自分が死んだことを確認させるための儀式なので宴は邪悪な魂を鎮める役割があるのだそうです。 

この風習は、アフリカから伝来したものでなぜ9日間の期間を空けるのかというと、
霊に充分な時間を与え現世への未練をなくす時間が必要という考え方があるからです。 

ナインナイトの際には、死体を外へ出すことや家中の鏡を布で覆い隠すこと、 
時計を止めておくことなどが決まっています。

しかしそれ以外は、随分と陽気で何かのお祭りと間違えるほどです。
このように、ジャマイカの葬儀はアフリカの慣習に則りとても陽気にそして盛大に行われます。 

しんみりと悲しくなりがちなお葬式ですが、ナインナイトのような故人とのお別れの仕方も今後はアリなのではないかなと思います。

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