2025/06/15 13:52

みなさんこんにちは。

Jamaican Soulの3460(サンシロー)です。


今回は、ジャマイカを代表するコーラスグループ

The Techniquesによる、珠玉のロックステディ「Traveling Man」のリリックを和訳してみました。

胸に染み入る美しいハーモニーを聴きながら、ぜひチェックしてみてください。





The Techniques – Traveling Man (1968)


It’s so long I have been a traveling man

 もうずいぶん長い間、僕は旅を続ける男だったんだ


Oh it’s been a long, long time

 本当に長い時間が過ぎたよ


I’m just roaming around all over this land

 僕はこの国中をただ彷徨ってるんだ


With just one road in mind

 頭にあるのはたった一つの道だけ


So I am still searching to find my love

 だから今も愛する人を探し続けてる


Hoping she will come along, yeah

 いつか彼女が現れてくれることを願って


One of these days, yeah, yeah

 ある日きっとね


To this traveling man

 この旅を続ける男のもとに


A man, a man, traveling man

 僕は旅をする男、旅人なのさ




I am tired of being a traveling man

 旅ばかりするのは、もう疲れたよ


I wanna stop roaming around

 もう彷徨うのは終わりにしたい


I’m so happy when I find my true love

 本当の愛に出会えたら、僕はきっと幸せになれる


‘Cause then I’ll settle down

 だってそのときこそ落ち着いて生きられるから


I am still searching to find my love

 それでも僕は愛を探している


Hoping she will come along

 彼女が現れてくれることを願って


One of these days, yeah, yeah

 きっといつかその日が来るんだ


To this traveling man

 この旅を続ける男のところに


A man, a man, traveling man, traveling man

 旅人さ、そうさ、僕は旅する男なんだ




と、こんな感じで

根なし草のように各地をさまよう男の、心の奥底にある寂しさと希望を歌った一曲。 


落ち着きたいと願いながらも、まだ見ぬ"愛"を求めて旅をやめられない、 

そんなプレイボーイ的な振る舞いの裏に潜む孤独が胸を打ちます。


 リリックも去ることながらとにかく楽曲としてのクオリティが非常に高く、

 リードボーカルはJohnny Johnsonがとっていてコーラスワークも圧巻。

 バックバンドはTommy McCookが率いるThe Supersonicsで文句なしの演奏を聴かせてくれます。

 本当に良い曲なのでロックステディ好きだけでなく多くの音楽好きに届いてほしい名作です。



翻訳内容については、あくまで一音楽好きの翻訳です。

「こういう解釈もあるんじゃない?」などあれば、

ぜひコメントやDMで教えていただけると嬉しいです。


リクエストが多かった曲も順に紹介していく予定ですので、

「この曲訳してほしい!」なんてのがあれば、お気軽にどうぞ!


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